Badなひとコマ

バドミントンについて、気になったことなどを気ままに書きます

YONEX SKYARC

ヨネックスが昨年末に出したSKYARC(スカイアーク)というガットについて今日は書きます。

www.yonex.co.jp
0.69mmという太めのゲージで、BG80(0.68mm)とかと同じくらいの太さがあります。

①簡単に飛距離が出る
②振動を吸収して腕にやさしい
という2点が売り文句だったはず。

普段アルティマックスやBG80を使っているのでスカイアークは全くそのニーズに合わないのですが、アストロクス88Sがどうも硬く感じてしまい、テンションではなくガットで調整しようと思ったのが今回これを選ぶに至った理由です。
ネットなんかでは他のラケットより2ポンドくらい落とせばちょうどいい、なんて意見も目にしましたが、それはまた今度。
AX88Sに26ポンドで仕上げてもらいました。

 

感想

まずはその売り文句どうり、とても柔らかいガットであることがラリー初めの球出しでわかります。
力を入れずとも、簡単に飛距離がでて、クリアなんかはとても気持ちよく飛ぶのが感じられました。
スマッシュなどの強打では、ガットがシャトルをつかみ、弓やパチンコを引き絞って放つような伸びを感じました。

 

ショップの店員さん曰く、「SKYARCはそこまでハイテンションで張ることを想定していないだろう」「テンションかけるときガットがとんでもなく伸びた」とのことで、GOSENのG-Toneシリーズに似たところがあるのかな、とも思いました。
G-Toneはそこまで”飛距離を出してくれるガット”というイメージはありませんが、やわらかいイメージはあります。

それも理由の一つですが、ガットのゆるみ?伸び?が早い気がします。
SKYARCでも今後の経過観察が必要でしょう。

 

あと一点、気になることがあるとすれば、衝撃吸収に関してです。
もちろん腕には優しいのでしょうが、ガットが緩んでくると打感がぼやける感じがあります。
ソリッドな打感を求めるのであれば、あまり長持ちさせずに張り替えてしまうのがいいでしょうね。

 

張りたてでの使用感は最高によかったです。
簡単に飛距離がでて、コントロール性も悪くありません。
自分の周りではあまり使用者がいませんが、ニーズに合えば、いい選択肢になりそうです。